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    アクションスポーツ大消費時代と、シーンはどう向き合うか |【連載】FINEPLAY INSIGHT 第12回
    2021.09.13
    かつてないほど注目を浴びるアクションスポーツシーン。その発展のために、FINEPLAYが送る多角的視点の連載「FINEPLAY INSIGHT」最終回。 アクションスポーツやストリートカルチャーのために、ビジネス視点を交えて提言を行ってきた本連載「FINEPLAY INSIGHT」も、今回が最終回です。 全12回を目標に続けてきた本連載。かねてより、最終回のテーマについては幅広いリクエストをいただいてましたが、やはりこのタイミングでは東京五輪を経て、これからやってくるであろうアクションスポーツの新時代、とくにここでは企業やメディアからの商業的な需要とどのように向き合っていくのか、メモ代わりに記しておきたいと思います。 商業的な需要に対して、構えきれていないアクションスポーツシーン 開催にも賛否両論あった東京五輪ですが、やはり僕たち「ストリート側」の立場からすれば、スケートボードのストリート男女金メダル、同じくスケートボードのパーク女子のダブルメダル、スポーツクライミング女子のダブルメダル、サーフィンの男女メダルなど、輝かしい成績を残してくれた新競技の日本代表アスリートによる活躍が記憶に新しいです。もちろん、メダル獲得に限らず、初開催となったこれらの競技におけるすべてのアスリートの姿に、僕もいたく感動し、励まされた一人です。 スケートボードを中心に、新しい風を吹き込んだアクションスポーツは連日メディアでも取り上げられています。メダリストたちはおそらく今後(原稿執筆時点は2021年8月)テレビCMなどの声もかかってくるでしょう。スケートボードでは、堀米雄斗選手をはじめ世界中のライダーが数多く着用した<NIKE SB>のParraデザインによるウエアが競技当日に飛ぶように売れたとか。街のスケートボード教室には、たくさんのキッズたちが見学に訪れていると聞きます。明らかに、アクションスポーツを取り巻く社会的な環境が一歩前に進んだ、そんなエポックメイキングな出来事が東京五輪でした。 また、2024年パリ五輪の新種目として採用が決まっているブレイキンでも、世界で活躍しているB-boy Shigekixが閉会式当日のIOCによるインスタライブに登場するなど、早くも世界中から注目が集まっている様子です。 この場で言うまでもなく、かつての五輪を象徴していた姿とは異なるアスリート像を、アクションスポーツのアスリートたちは体現してくれました。10代からグローバルな環境に身を置き、ユニバーサルなコミュニティの一員として、自分の表現や生き方、まさにライフスタイルとしてそれぞれのカルチャーに向き合っています。ゼッケンスポーツから、ライフスタイルスポーツへ。次世代のロールモデルとなりつつあるアクションスポーツのアスリートに企業やメディアが注目することは、時代の流れとして必然と言えるでしょう。アクションスポーツやストリートの文化には、この連載の第1回で述べたような、今の社会から見ると羨ましい性質がそもそも備わっているのです。 Photo by Patrick Smith/Getty Images アクションスポーツが直面するであろう課題と対応策 手探りの消費が始まる 当面は、企業やメディアも手探りでアクションスポーツの消費を始めるでしょう。いわゆる「ツバをつけてみる」というやつです。とりあえずよくわからないけれど、若い人たちに人気があるみたいだし、CMや番組にスケーターを出してみようか、B-BoyやB-Girlを出してみようか、なんとなくストリート風味の映像を作ってみようか、みたいな企画がポツポツ増えてくると思います。 この時点でシーン側は、企業やメディア(ときには行政すら)が本当にカルチャーやシーンを支援するつもりは「ない」と思っていたほうが得策です。「今は小さい話だけど、あとから大きなスポンサーがつくかも…」という淡い期待は持つべきではありません。なぜなら企業側はビジネスのリターンがなければいつでも支援を打ち切りますし、担当者が異動になればシーンへの熱もどこかへ立ち消えてしまいます。ネガティブですが、ビジネスとは生物(なまもの)で、そういうものと割り切るのが良いでしょう。第1回でお話したように、「スポンサー」というのは甘い蜜、魔の思考停止ワードなのです。 また、もう一つ持つべきでない期待が、「競技人口が増えるかも」というものです。これは非常に多い誤謬(ごびゅう)なのですが、第7回で説明したように、競技人口が増えても、ビジネスチャンスが広がるとは限りません。むしろ、ビジネスの規模と競技人口は負の相関関係ですらあります。 競技人口そのものよりは、観戦人口を増やすように注力するべきです。 「(特にメディアで)観て面白いもの」にしていくことが、スターを産むための必要条件なのです。そのために、ルールの明確化などの努力は絶えず続けていく必要があります。(繰り返しですが、カルチャーとしての発展はこの限りではありません) 第7回図表 競技人口が増えても、競技団体の収益は増えない(再掲) 橋渡し人材の必要性 現時点では、こうした企業やメディアの熱視線とは裏腹に、アクションスポーツシーン側の体制がまだまだそれ(=商業的な需要)に対応できるものになっていないのが大きな課題です。ここまでビジネスチャンスとして注目されてくると、発展途上であるアクションスポーツ側のビジネスリテラシーの構築が急務になってきますが、ビジネスとアクションスポーツシーンとの間を橋渡しできる人材は非常にまれです。 アクションスポーツやストリートカルチャーがビジネスになっていくことの賛否は、ここでは論点ではありません。歴史が証明しているように、賛成か反対か、白か黒か、右か左か、という議論は常に分断を生んできました。ビジネスになっていくことは当然、メリットもデメリットもあります。少なくともメリットがある限り、上手くバランスを探りながら共存の道を実現していくことが、より多くのプレイヤーにとって最大幸福となるのではないでしょうか。 シーン側では、FINEPLAYで行ったワークショップのような、ビジネスリテラシーを学ぶ場がもっと増えていくと良いでしょう。広告代理店や企業がそういったワークショップを提供できれば、双方にとって中長期的にメリットが生まれます。逆にそういった場を通じて、広告代理店や企業側もシーン側の言語をすくい取り、本質的な課題の相互理解から対話をスタートしていくべきです。僕は「スポンサー」よりも、数万円で出来るそういった活動のほうがよっぽどブランド資産の向上に資すると考えています。 消費されないために、シーンどうしの横連携を では、都合よく消費されないためのソリューションは何か。 一つの解は、アクションスポーツの各競技団体が横連携し、 特に、失敗経験の情報共有をしていくことです。場合によっては、この企業とこんなことがあった、この番組とこんなことがあった、という生々しい情報交換で良いでしょう。我々は弱者、被消費者であるという共通認識のもと、スケートボードもブレイキンもBMXも、共有知として情報交換の場を定期的に作っていくべきです。私もFINEPLAYをはじめとして、利害の無い第三者の視点からそういった仕組みづくりを支えていければと思っている一人です。 そうした情報共有を横連携で行いながら、上述したような「淡い期待」でアスリートやコンテンツを安く売らない。甘い数万円の誘いに乗らず、自分たちの価値を守る。その一方で、ビジネスとして成立するような価値算出作業(=フェアな値付け)を、共有知をベースに行う。その動きなくして、街の教室に生徒は増えても、シーン全体やトップアスリートの境遇はあまり改善されないでしょう。価値の歪みが残るからです。 実際に僕の身近なところでも、世界的な企業からテストマーケティング的なアプローチを受けて、つい「あれもこれも」と安請け合いをしてしまった、という悔しい例が起きています。最初の値付けや実績価格はアンカリングと言って、その後の価格決定に無意識に影響を及ぼします。たかだか数万円でも、安請け合いの実績は、後々高くつきます。トップアスリートがエージェントとマネジメント契約をしっかり結ぶべき理由は、この点にあります。 企業とのエンドースメント契約は大きなチャレンジ 良い意味のチャレンジは、企業とのエンドースメント契約でしょう。第11回で解説したように、数十万ドル規模の賞金が設定される大会を別として、アクションスポーツアスリートの収入の多くは企業からのエンドースメント契約によるロイヤリティ収入です。ロイヤリティはティは売上の一部ですから、要するに、その契約によって売り出される商品の売り上げが大元の収入源です。 スケートボードアメリカ代表のナイジャ・ヒューストン選手は、すでに<NIKE SB>と契約し、彼の名を冠したシグネチャーモデルが世界中で販売されています。例えば、120ドル×世界で5万足(=600万ドル)が年間で販売されたとします。ロイヤリティ率が彼に知らされているとは限りませんが、<NIKE SB>からすれば、600万ドルを原資として彼にエンドースメントの契約金を払うことが可能です。仮に5%だとしたら、シューズだけで30万ドル(約3,300万円)です。本稿執筆時点(2021年8月)では未定ですが、近いうちに<NIKE SB>から堀米雄斗選手のシグネチャーモデルが発売されるかもしれません。 シューズ以外にも、アパレルやサプリメント、ギアなど、多くの周辺ビジネスでエンドースメント契約は存在します。この連載でも繰り返し述べてきたように、企業に消費されるのではなく、収益を一緒に生み出すパートナーになれるかどうか。シーン側はもちろん、企業側も、前例がなくともそうした目線で契約スキームを構築してみる、良いタイミングではないでしょうか。 Little Shao/Red Bull Content Pool 2024年のパリ五輪へ向けて:変わっていくキャリア もちろん、エンドースメント契約のようないわゆる「プロ」のキャリアだけがシーン発展の機会ではありません。第2回でも触れたように、アクションスポーツのアスリートが企業に所属しながら活動していくことも、キャリアの観点から大きな意味があります。特に親和性の高い業種の企業は、アクションスポーツ部の設立を是非検討してみてはいかがでしょうか。社員としての多様な貢献が企業にとって見通せるのであれば、「スポンサー」でお金を消費するよりも、より本質的で意義のある取り組みになるでしょう。 また、今回の東京五輪でも見られたように、10代で世界トップへ上り詰める、早熟なキャリアパターンも今後一般化するかもしれません。10代で競技キャリアの全盛期を迎え、20代でよりカルチャーへの貢献にフォーカスし、上述したように所属企業を通じてシーンの発展を支えるようなアスリート像があってもいいでしょう。引退してから大学に通ったりすることも、海外ではよくあることです。日本の学生平均年齢は世界でも最も若い部類ですが、大人になってから学生になる選択肢がもっと一般化していってもよいはずです。 コーチングの重要性が増していく 他に、コーチや指導者の専門職キャリアも今後重要性が増していきます。現代のトップアスリートには、メンタル・フィジカル両面での科学的なメソッドを構築できる、一流のコーチングが避けて通れません。メジャースポーツのトレーナーや専属コーチは年収10万ドルでは雇えないほど価値が高まっています。今は早くから海外に渡って世界最先端のシーンで腕を磨くアスリートも多いですが、その側(そば)でメンタル含めて指導でき、基礎トレーニングから競技の高度な技術まで一貫したメニューをデザインできるコーチの存在は、これから価値を増していくでしょう。 ユニバーサルなコミュニティの可能性 東京五輪では、アクションスポーツアスリートが競技へ向き合うスタンスが大変新鮮に映ったようです。怖い監督に言われるままでもなく、あくまで主体的に競技を楽しんで、ジャム的に大会へ参加する。相手の国籍には興味もくれない。男女も障害も出自も、どうでもいい。そんなユニバーサルな感覚で競技を楽しみ、10代のうちから、グローバルなコミュニティの一員となっているのです。 そんな新しい時代のスポーツ文化を、アクションスポーツアスリートがどんどん切り拓いてくれるでしょう。そしてそれは決してスポーツに限らず、社会全体に「こういう生き方もあるんだよ」「わたしはこうやって生きているんだよ」ということを投げかけてくれることでもあります。多様性が叫ばれて久しいですが、多様性とは体型や性的価値観のことではありません。78億人一人ひとりがのびのびと、自分の意志で生きてゆけることです。そんな世界に一歩ずつ近づいていくことが、楽しみで仕方ありません。僕も端くれとして、何かシーンのために力になれることがあれば嬉しいです。 AUTHOR:阿部将顕/Masaaki Abe(@abe2funk)BOX LLC. Co-Founder 大学時代からブレイキンを始め、国内外でプレイヤーとして活動しつつも2008年に株式会社博報堂入社。2011年退社後、海外放浪を経て独立。現在に至るまで、自動車、テクノロジー、スポーツ、音楽、ファッション、メディア、飲料、アルコール、化粧品等の企業やブランドに対して、経営戦略やマーケティング戦略の策定と実施支援を行っている。建築学修士および経営管理学修士(MBA)。
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    武術発祥の「究極のスポーツ」。世界で勢いを増すトリッキングとは何か
    2021.09.13
    トリッキングとは、「X M A(エクストリームマーシャルアーツ)」呼ばれる武術発祥のカルチャーであり、中国武術・テコンドー・カポエイラ・ブレイクダンスなどのジャンルが合わさって誕生した新しいスポーツである。 きっとこの記事を見ているあなたも、一度は見たことがあるだろう。 今や、アクションやパルクール・ダンスなどに幅広く活用されているトリッキングは、他ジャンルから絶大な支持を得ている。 トリッキングが生まれたのは二十数年前の話で、他のスポーツに比べるとまだまだ歴史の浅いカルチャーである。トリッキングのカルチャーが世界的に成長したのは約10年前。最初はアメリカ、その後ヨーロッパ各国、果てはアジアへ……と次々に広まっていった。 競技人口はどんどんと増加しており、世界大会やアジア大会が年に4、5回以上開催されるほど世界的にも普及している。日本はその中で最も歴史が浅いにもかかわらず、世界でもトップの強豪国だ。2018年〜2020年の世界大会ではトップ3に日本人が2人も食い込むほどの力をつけている。 それでは、日本のトリッキングの歴史について見てみよう。 『日本のトリッキング』の歴史 2011年に日本初の全国大会「A J T B」が行われ、そこから数少ない全国のトリッカー達が交流を持ち、トリッカーのコミュニティーが成長した。 2016年、神戸のショッピングモールで開かれた日本最大規模の「T B J(トリッキングバトルオブジャパン)」によって大盛り上がりを見せた。 2017年に神戸で行われたT B Jが進化し、日本初の世界大会「World of Tricking」通称W O Tが開催され、海外から世界のトリッキングシーンを背負ったトリッカーを呼び、数々のインスピレーションによって若者はますます士気が上がっていった。 それによって日本のレベルは段違いに上がり、日本人が2位の好成績を収めるほど日本のトリッキングは高成長をし続けた。2018年には数々の世界大会を日本人が総取りし、2019年にはW O Tに世界的に有名なトリッカーを各国から集め日本を大熱狂させた。2019年W O Tでは日本人が優勝するなどトリッキングは今もなおカルチャーとして成長し続けている。 そしてトリッキングには様々な種目がある。 トリッキングは、ムーヴ制と制限時間制の2つのバトル形式があり、人数は1vs1、2vs2など大会によって異なる。今日は、いくつか代表的な例とその審査基準をピックアップして説明していこう。 先ずは基本的なトリッキングの審査基準についてだ。難易度、完成度、独自性の3つを元に審査をし、選手はトリッキングを審査員に披露する。ただ闇雲に難易度が高い技をすれば勝てるわけではないのがトリッキングである。 選手自身のトリッキングに個性、独自性が出ているのか、繋ぎとしての完成度の高さ、高難易度の使い方すべてのバランスの良さで審査が決まる。 これを踏まえた上で、「1vs1」は文字通り1人対1人で戦うバトル形式だ。この形式にだけルールが2つあり、先程紹介したムーヴ制と制限時間制の2つのどちらかだ。「ムーヴ制」は決勝トーナメントでは、2ムーヴで決勝は3ムーヴ制が殆どである。この形式の見所は、選手一人一人の個性が見えやすい所だ。 もう1つの「制限時間制」は1分間何ムーヴでもして良いと言うルールである。この形式の見所は、1分間に繰り広げられる体力との己の勝負など選手のパッションが1分間に詰め込まれている所だ。そしてその中で最も多く採用されているムーヴ制のバトル動画を紹介しよう。 オランダで開かれた世界大会HOOKED GATHERING2017のTRISTAN(トリスタン)VS DAISUKEの歴史的バトルだ。 https://youtu.be/5J9E7umrfkI 「2vs2」も文字通り2人対2人で戦うバトル形式である。チームバトルだけは制限時間制のみとなっていてムーヴ制は存在しない。このバトル形式の見所は、2人によるエンターテイメント性や息の合ったシンクロ、発想力が生み出す繋ぎであり、何より魅力的なことはトリッキングを知らない人でも楽しく見れる事だ。 他にもまだ3vs3やトリッキングの技で板を正確に当て割るブレイキングボード部門や刀などの武器を使いトリッキングと組み合わせて披露し点数を決めるウェポン部門などにも注目だ。 そんな数ある種目で世界的に活躍している「トリッキング」の日本人選手に注目していきたい。 トリッキングの発祥地であるアメリカは世界的にとても強豪だが、それを凌ぐほどの実力を持っている選手が彼らだ。 先ずは、誰もが知ってるであろう世界大会HOOKED GATHERING2017にて日本人初王者その名は 「DAISUKE TAKAHASHI」 彼の武器といえば、圧倒的な想像力によるトリッキング力。 先程紹介した審査基準の『独自性』は、まさしくそれである。そして独自性とトリッキングそのものの上手さが超越している。 DAISUKEはトリッキングのスキルである片足で踏み切りもう片方の足を振る「スイングスルー」が卓越していて、そのスキルと独自性を詰め込んだコンボが主流だ。そのバトルスタイルを使い、日本で開かれた3つの全国大会を全て優勝し三冠を得た。 1vs1だけでなく実の弟と組んだ2vs2も現在4連覇、3回防衛している。3vs3でも数々の優勝経験があり、日本のトリッキングシーンを引っ張り続けているレジェンドである。 日本人初王者であるDAISUKEの実の弟であり、アメリカで行われた世界大会ADRENALINE WORLD WIDE CHAMPION SHIP2018優勝。その名は「REIJI TAKAHASHI」 昔から期待され続けている選手であり何と言ってもバトル中の技の速さと鋭さが異常だ。海外のコメントでは、「そのスピードのどこで息継ぎをしているんだ」「世界で一番スピードが速い」「果物が切れそう」など様々なコメントを見かけるほど速く鋭いスタイルである。 2016年に開かれたアジア大会で初優勝を収めその勢いのままにアメリカ世界大会ADRENALINE WORLD WIDE2018にて制限時間制のバトル形式で日本人初優勝した経歴を持つ。 彼も兄と同じく日本のトリッキングシーンを引っ張り続けている人の1人である。多くの大会で好成績を残しており今後の大会への活躍に期待が高まる1人である。 現役高校生であり世界最強と誰もが呼ぶ現役世界チャンピオン、その名は 「SHOSEI IWAMOTO」 彼の凄さは何と言っても常人離れのパワーである。 その驚異的なパワースタイルを使い数々の強敵を倒し世界大会HOOKED GATHERING2018年,2019年を2連覇する。 そのパワースタイルには、4回捻りを入れるなど一見パワーだけに見えるが、そこには様々な工夫により成り立っている最強のスタイルだ。 そしてもう1つ最強な理由は、弱点が一つも無いところである。 審査の項目でも説明したが、難易度が高いだけで勝てるほどトリッキングは甘くは無い。だが彼はパワーだけが最高峰ではなく他の分野も最高峰であるが故に弱点もなく最強と言われる。史上最強の高校生である。 次に紹介する選手も現役高校生でありSHOSEIとライバル関係でもある世界的に注目されているトリッカー、その名は「ZEN KAJIWARA」 SHOSEIと対等に戦えるトリッカーは唯一彼しかいない。トリッキングを初めてたった2年で世界大会のトップ16に入る天才キッズである。 その才能は止まらず、世界にZENだけしか出来ない技をいくつも持っており、世界のトリッカーでトップ5を選ぶとするならば必ずランクインするほどの実力である。今最も勢いのある選手であり次の大会での最有力優勝候補の期待の新星だ。 トリッキング歴2年で世界大会に招待され一瞬にして世界に名前が広がった超人その名は、「TAKA SAKURAI」 彼のトリッキングの基盤には、器械体操がありそれによるポテンシャルとフィジカルを使った後方2回宙返り「ダブルバック」が彼の武器である。 ダブルバックは、器械体操の中で難易度が決して高くは無いがトリッキングの助走技を用いてダブルバックを打つ事ができる人間が世界にほぼいないほど繊細で難しいのである。だが、彼の凄いところはそれだけではない。TAKAはトリッキングのコンボをする際に存在する技から技へと繋ぐテクニック、「トランジション」が卓越している。その「トランジション」によって生み出される繋ぎのスムーズさが彼の武器であるダブルバックをより強調させている。滑らかな繋ぎとダイナミックな大技で世界と戦い世界2位の好成績を残し世界中から期待されているトリッカーなのは間違い無い。 次は、日本にたった1つだけのトリッキングパフォーマンスチームを紹介しよう。TOK¥O TRICKING MOB「トウキョウトリッキングモブ」だ。 オランダで行われたトリッキングのオリンピックと呼ばれる世界大会を日本人として初出場し、日本人初優勝したDaisukeが率いるパフォーマンスチームである。その活躍は、様々な場所で知られている。 チームでは勿論、ドームアーティストのバックを務め、地方イベントでのトリッキングの普及活動を行うなど幅広く活動している。そして個人では、特撮ドラマのメインキャストやモデル、舞台俳優などマルチでも活躍しているチームである。気になったらチェックしてみよう。 日本のトリッキングは、まだ少ないながらトリッキング専用施設やトッププレイヤーによるワークショップが次々と増えている。 一番の強豪国である日本は、学べる場所が少ないなど需要があるのに対して供給が追いついてきてないが、これから更に「設備が整ってくる」「プレイヤーが増える」、といった事が当たり前となってくる可能性が無限大のスポーツである。まだまだ成長するトリッキングのカルチャーには目を離せないだろう。 もし興味があれば、トリッキングと調べて見るとい良いだろう。
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    THE MOMENTS of「Japan Freestyle Football Championship 2021 supported by COMP(JFFC 2021)」 ギャラリーを公開!
    2021.09.11
    全国からオンライン予選を勝ち抜いた16名が出場し、フリースタイルフットボール日本一の座をかけてトーナメントで凌ぎを削った「Japan Freestyle Football Championship 2021 supported by COMP (JFFC 2021) 」。 当初は有観客開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて無観客開催となった。しかしフリースタイラーたちの熱量が籠った戦いは、大いに盛り上がりを見せた。その熱戦の様子を伝えるギャラリーを公開。フリースタイラーそれぞれのスタイルを出したムーブに注目してほしい。 THE MOMENTS of「Japan Freestyle Football Championship 2021 supported by COMP(JFFC 2021)」 Hiro-K あらた miu hafuri しゅんぺー Ko-suke Ko-suke Yo Yo Kazane Ko-suke (左)、 Kazane (右 ) Yu-to Ibuki KU-TA(左)、Tokura(中央)、YU-J(右) FREESTYLE SPACE(ゲスト) Leon Syo-ta Yo Daikichi Ko-suke (左)、 Hiro-K (右)
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    最先端でレトロなeバイク発見! 旧車好きには特に勧めたい2台
    2021.09.10
    電動アシストや自走機能を備えたeバイクは、今まさにさまざまなスタイルで急速に進化している最先端の乗り物。 なかには“未来感”だけでなく、旧車好きにも刺さりまくる、レトロなeバイクも登場しているのだ。 ■最先端技術で実現したカフェレーサーなeバイク 「クラウンクルーザー 」。写真はブリティッシュ・レーシング・グリーンのラッピングパッケージ。 Z形のフォルムが印象的な「クラウンクルーザー(Crown Cruiser)」。イギリスの新興メーカー、クラウンクルーザー モータースが開発したeバイクだ。 この「Z」を可能にしたのは、カーボンファイバー製のモノコックフレーム。F1マシンも手掛ける素材メーカーとともに開発されたもので、スチールの61倍の強度をもち、アルミより40%も軽い。 1960年代のイギリスで活躍したレースマシンや、そこから派生したカフェレーサーを思わせるようなフォルムを、宇宙船にも用いられる最先端素材で実現したというわけだ。 ホイールはスポークが基本だが、写真の後輪ようにリムカバーを選ぶこともできる。リムの色も選択可能だ。 そんなハイテクフレームには5色のベースカラーのほかに3種類のラッピングセットも用意されていて、好みの見た目にカスタムできる。 最高時速は31マイル(約50km/h)。時速15.5km/hで最大100マイル(約161km)まで走ることが可能だ。 また、スマートフォンをBluetoothで接続すると、そこに速度やGPS位置情報を表示。センサーによってライダーを認識する高度な盗難防止装置も備えられ、ジャイロセンサーが衝撃や転倒を検知すると緊急連絡先に位置情報が送信されるなど、フレーム以外も最先端の技術が盛り込まれている。 フロントにロックアウトやダンピングコントロールが可能な 衝撃吸収装置を装備。地形に合わせてセッティングをカスタマイズできる。 開発に当たって航空宇宙産業やサステイナブルなエネルギー産業、モータースポーツ産業の専門家たちの意見を採り入れたというハイテクの塊。 毎日の通勤はもちろん、ビーチでのクルージングにも、アウトドアでのライディングにも対応するように製作したという。 バッテリーを含んだ状態で重量は25kg。軽いのでこんなことも簡単だ。 バッテリーは本体から取り外し可能。スペアのバッテリーを持っていけば、旅先で電池切れになっても安心だ。 既に現地のクラウドファンディングで2000万円以上を集め、政府系ファンドからも支援が決まっている将来有望なクラウンクルーザー。先物買いするなら、今かもしれない。 ■モーターサイクル黎明期のロマンを湛えるeバイク 「タイタン R2」。最終デザインを決めるまで4年かけたというレトロなマシン。 クラウンクルーザーと同じレトロなeバイクでも、テンパス エレクトリック(Tempus Electric)が開発した「タイタン R2(Titan R2)」は不要なものをできるだけ取っ払って軽量化し、細くて長いタンクにソロシートを備えたさらにオールドスタイルな1台。 開発者によると、1900年代初頭の、まだ自転車にエンジンを付け出したモーターサイクル黎明期のレトロ感を意識したとのこと。 エンジンやその関連パーツが不要なeバイクだからこそ、約100年ぶりに実現したスタイルとも言えるだろう。 eバイクに不要な燃料タンクをあえて備え、その中にモーターの制御装置を入れ込んだ。 プラスチック製のタンクにはモーターのコントローラーが収まっている。バッテリーは取り外しやすいよう、その下のフレームに装着された。 バッテリーは取り外して家の中で充電できる。 配線はクロモリ鋼フレームの中に収められているので見た目はすっきり。クラウンクルーザーとは真逆の思想で、“最小限のものしか備えない”とてもシンプルなeバイクだ。 最高速度は45km/h。航続距離は「適度なペダリングで70km以上」としている。 セキュリティは、パスキーを入力しないと始動しない安心のシステムを備えている このタイタン R2、実は2020年にクラウドファンディングにおいて2250ドル(約24万7000円)で先行販売された。 残念ながらブランドサイトを開くと、既に「sold out」の文字が表示されているが、「次はオフロードモデルを考えている」としている。 「ヴィンテージとモダンの境界線の融合」を掲げる同社が、どんなオフロードモデルを出すのか興味津々だが、こちらもHPをこまめにチェックするほかなさそうだ。 籠島康弘=文 (この記事はOCEANS :「乗りたかったのは、キブンが乗るクルマ」より転載)元記事は関連リンクへ↓
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